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ダイレクトメールはがきのデザイン(両面)

Ridvay · 2026年8月14日 · 8 min read

ダイレクトメールはがきのデザイン(両面)

郵便物はたいていゴミ箱の上で仕分けされます。判断にかかるのは 2 秒ほど。玄関に立ち、束を手に持ったまま——そしてあなたのはがきは、その瞬間裏返しで始まります。はがきはポストから出したとき、必ず宛名面が上を向いているからです。

この一点が、DMはがきのデザインのほとんどを決めます。それなのに、そこを前提に設計している人はほとんどいません。写真面だけをきれいに作り、もう片面は「事務的な面」として扱い、第一印象が「名前の書かれた白い長方形」になる郵便物を送ってしまう。

はがきは小さなチラシではありません。チラシは「見よう」と決めた人が手に取ります。はがきは、頼んでもいない仕分けを、しかも自分が設計していない面で生き延びなければなりません。

裏返しで届く——宛名面が表紙です

自分のポストを開けて見てください。毎回、最初に見えるのは宛名面です。その面が余白とロゴと住所だけなら、予算のすべてを「取っておくか捨てるか」の判断のに見られる面に使ったことになります。

だからルールは単純です。宛名面が「めくられる」ことを勝ち取らなければならない。 フルの売り文句は要りません(スペースもないし、郵便側もその面の多くを空けておくよう求めます)。必要なのは、腕を伸ばした距離で、しかも動いている状態で読める一行だけです。

窓拭き業者なら、その一行は「ピカ窓クリーニング、2019年創業」ではありません。「窓、木曜には終わります。4,980円」です。約束ひとつ、数字ひとつ、30〜40pt で。

二つの面、二つの仕事

繰り返すのではなく、仕事を分けます。同じ見出しを両面に刷るのは、片面を捨てているのと同じ——これを本当によく見かけます。

宛名面(先に見られる): フックの一行、価格の数字、小さな店名。この面の残りは郵便のものです。

写真面(勝ち取れたら次に見られる): 証拠と依頼。仕上がりの実写、含まれる内容 3 行、価格、電話番号、コード、期限。

「めくる」瞬間がコンバージョンです。片面がめくりを売り、もう片面が仕事を売ります。

レイアウトを壊す「空けておく帯」

最初の一枚が印刷所から突き返される原因はたいていここなので、触ってはいけない場所を正確に押さえておきます。

宛名面では、下端を横いっぱいに空ける必要があります。だいたい 16mm、中には何も入れない。背景色もダメ、ブランドの細い罫線がこっそり通るのもダメ。そこは仕分けのバーコードが印字される帯で、図版が入っていれば、ロットごと差し戻されるか、あなたのデザインの上からコードが刷られるかのどちらかです。

さらに宛名そのもののためのきれいな長方形——ふつうはこの面の右半分——と、右上に 40mm 角ほどの切手スペースが要ります。A5 なら、左側に本当に使える 1 段(10cm ほど)が残り、そこがフック見出しの居場所になります。

助けになるのは二つ。何かを作り始める前に、印刷所のテンプレートをもらうこと。 どの会社にもあり、空けるべき帯が引かれた PDF で、それが本当の仕様です。ブログの近似値(この記事も含めて)ではありません。そしてその帯をレイアウト上に見える四角として描き、書き出す前に消すこと。 空白は、描かれていなければ誰かが埋めます。

オファーは一つ、コードは一つ、期限は一つ

「窓・雨どい・太陽光パネル・屋根の苔・サンルーム、なんでも承ります」と書いたはがきに電話は来ません。雨どいの掃除が要らないからではなく、判断ではなく調べもののを渡されたからです。オファーは一つ、要素は三つ:

QRコードを入れるなら写真面に置き、白い下地を敷いてください。写真の上に濃い色のコードを載せると、思っている以上に読み取りに失敗します。QRが主な反応経路なら、本当にスキャンされるQRコードの記事もどうぞ。

断裁で失われるもの

はがきは束のまま断裁され、切り位置は数ミリ動きます。数字は二つ覚えれば足ります:

紙は他のどの印刷物よりも効きます。読み手が手に持つからです。300〜350g、写真面はグロス、宛名面はマット——光沢のある宛名面は、バーコード印字機が当たると滲みます。

実例:窓拭きサービスのはがき、両面まるごと

完成形は A5、半径 2km 圏内の約 600 世帯へ。

宛名面。 濃紺の裁ち落とし。左上に白 38pt で**「窓、木曜には終わります。」**。その下に 20pt の淡いブルーで「初回 4,980円 — 通常 8,800円」。下に小さく「ピカ窓クリーニング · pikamado.jp」。右半分は宛名用に濃紺のまま空け、下 16mm は白で、横いっぱい完全に空。それ以外は何もなし。

写真面。 上 3 分の 2 は写真——リビングの内側から撮った、午後の光が差し込む大きな窓。スキージーを持ったストック写真ではありません。下 3 分の 1 は白いパネル:

両面、オファー一つ、数えられるコード一つ。二度読ませるものは何もありません。

Ridvay Studio で作る

手作業で組む必要はありません。これを Ridvay Studio に貼り付けてください:

ピカ窓クリーニング向けに、A5 サイズのダイレクトメールはがきを 2 ページで作って。1 ページ目は宛名面:濃紺の裁ち落とし背景、左上に見出し「窓、木曜には終わります。」、その下に「初回 4,980円 — 通常 8,800円」、左下に小さく店名、右半分と下 16mm は宛名スペースとして完全に空けたまま。2 ページ目:上部 3 分の 2 に午後の光が差し込む大きな窓の写真、その下の白いパネルに見出し「跡が残ったら、もう一度伺います。」、サービス 3 行、青い 4,980円 のバッジ、電話番号、そして「コード MAIL49 · 9月30日まで」。濃紺と白、太めのサンセリフ 1 書体だけ。

返ってくるのは、一語直すたびに作り直す平坦な JPEG ではありません。編集できるデザインです。見出しは書体とサイズを持つテキストレイヤー、濃紺の背景は図形、4,980円のバッジは図形+テキスト、写真は差し替え可能な画像レイヤー。両面は同じデザインの 2 ページとして返ってくるので、書体と配色は連動したままです。

そこから、この順で自分のものにします:

  1. 先に「空ける帯」を描く。 1 ページ目の右半分に長方形を、下 16mm にもう一つ、絶対に印刷しない色で置きます。触れない場所が見えるようになります。書き出す前に削除。
  2. フック見出しを大きく。 見出しをクリックし、左の段を埋めるまでサイズを上げ、行間を詰める。宛名面の文字は、たいてい遠慮しすぎです。
  3. 写真を自分のものに差し替える。 画像レイヤーをクリックして実際の施工写真を入れる。まだ無ければ Ridvay Images で仮の画像を生成しても構いませんが、実際の家の実際の窓には敵いません。
  4. ブランドキットを適用する。 配色と書体が両ページに一度で乗るので、はがきが社用車や請求書と揃います。未設定なら10分ほどで作れます

塗り足し付き 300dpi で書き出し、2 ページとも印刷所へ。以上です。

このプロンプトではがきを作り始める →

投函のあと:本当に測るべきもの

見られた数ではなく、コードの利用数を数えます。600 枚から MAIL49 の予約が 11 件なら、顧客獲得単価が一円単位で分かります。分かるのはコードを刷ったからであって、デザインに満足したからではありません。

次は一つだけ変えて、もう一度送ります。フック見出しだけ変え、他は同じ。デザインが平坦な画像ではなくレイヤーなので、2 版目は数分です:複製し、見出しを打ち直し、書き出す。二人の会社でもテストが現実的になるのは、1 枚目ではなく 4 枚目からです。

あとは物理の話です。はがきは裏返しで落ち、誰かがゴミ箱の前に立っていて、あなたは——設計するつもりすらなかった面で——2 秒をもらいます。

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