ローンチ用カウントダウン投稿のつくり方(AI活用)
知り合いに、小さな陶芸スタジオを営んでいる人がいます。昨年の春、6週間の教室の申し込みを開始したとき、彼女は1週間かけて毎日カウントダウン投稿をしました。7本のうち6本は、数字だけを差し替えた同じグラフィック。6、次に5、次に4。背景も同じ、フォントも同じ、キャプションの温度も同じです。3日目には、もう誰も見ていませんでした。質問が届いたのは、教室の中身をきちんと書いた7本目だけでした。
カウントダウン投稿の問題は、まさにここにあります。数字はデザインするのがいちばん簡単で、キャンバスの上でいちばん退屈な要素です。シリーズが「数字が減っていくだけ」になっているなら、それは誰も見たいと思っていない時計を作っているのと同じです。
うまくいくのはこの形です。固定したフレームと、ひとつだけ変わる枠。7本が同じシリーズに見えながら、1本ごとに違う「気にすべき理由」を運ぶ構成です。
数字は中身ではなく、器です
カウントダウンのグラフィックには、2つの役割があると考えてください。数字の役割は認識です。スクロールしている人が同じ形を4回目に見たとき、頭のなかで「例のあれ」として整理されます。変わる枠の役割は説得です。1日にひとつ、新しい事実を渡します。
だから数字は、大きくて頭が悪いくらいでかまいません。むしろ、そうあるべきです。仕事をするのは、その下の1行です。
ダメな4日前の投稿:あと4日 /「お見逃しなく!」
よい4日前の投稿:あと4日 /「受講者は全員、釉薬をかけて焼き上げた作品を4点持ち帰ります。」
グラフィックは同じです。片方はただのカウントダウンで、もう片方は、たまたま数字が載っている広告です。
デザインの前に、7日ぶんの中身を書き切る
みんなが飛ばすのがこの工程です。まずメモアプリを開いて、7日ぶんの文言を先に書き出してください。書いた内容がレイアウトを決めるからです。陶芸教室のときにMartaが実際に使った並びが、これです。
| 日 | 数字の下に入れる1行 |
|---|---|
| 7 | 全6回。週に1晩。ろくろと手びねり。 |
| 6 | 定員は8名。それで全部です。 |
| 5 | ₱3,800 — 粘土・釉薬・焼成込み。 |
| 4 | 釉薬をかけて焼き上げた作品を4点、持ち帰れます。 |
| 3 | 経験は不要。ほとんどの人がろくろに触れたことがありません。 |
| 2 | 火曜18〜20時、21日スタート。 |
| 1 | 残り2席。リンクはプロフィールに。 |
| 0 | 申し込み受付中。(デザインは別) |
この並びが何なのかを見てください。反論つぶし、希少性、価格、成果、安心、実務情報、緊急性。カウントダウンの衣装を着たセールスシーケンスです。書き出してしまえば、変わる枠に入るのは8〜10語ぶん、日本語なら1行に収まる短い一文だと分かります。つまり、デザインで空けておくべき余白の量も、そこで決まります。
7行を埋められないなら、5日間のカウントダウンにしてください。薄い中身を長い日数に引き伸ばすと、カウントダウンは壁紙になります。
フレームは一度だけ作って、そのまま固定する
シリーズがシリーズとして読まれるのは、変わらない部分が本当に変わっていないときだけです。「だいたい同じ」ではなく、ピクセル単位で同一に。
**固定するもの:**背景、数字の位置とサイズ、ロゴ、下部の日付バー、すべての色。
**変えるもの:**数字と、その下の1行だけ。
フレームそのもののルールは3つです。
- **サイズの差は暴力的につける。**数字は補足の1行の、およそ5〜8倍。数字が400pxなら、下の行は50〜60pxです。似たサイズのテキストが2つ並ぶと、視線の置き場がなくなります——デザイナーではない人のためのデザイン原則で扱っているのと同じ、階層の問題です。
- **数字は中央から外す。**ど真ん中の数字は、既製のタイマーに見えます。左上、あるいは上から3分の2あたりに寄せて、その下に十分な余白を取って1行を置きます。
- **アクセントカラーはひとつだけ、すべてに。**暗い、あるいはフラットな背景にブランドカラーの数字を置くほうが、写真の上に乗せるより効きます。どうしても写真を使うなら、テキストの背後に不透明のパネルが必要です——写真の上でも読めるテキストを参照してください。
ゼロ日目は、意図的にパターンを壊す
カウントダウン投稿は、1本ごとに見る人へひとつの形を覚えさせていきます。だからローンチ当日の投稿は、あえてそれを破ります。レイアウトを変え、数字をなくし、オファーをそのまま言い切り、リンクを置く。見た目が切り替わること自体が、「待ち時間は終わった」という合図になります。
ここでいちばん多い失敗は、同じテンプレートのまま「0 DAYS!」と出すことです。ゼロはカウントダウンではなく、拍子抜けです。中身をそのまま言ってください。「申し込み受付中。定員8名。リンクはプロフィールに。」
Ridvay Studioでシリーズを組む
ここからは、計画をやめて7枚のファイルを手に入れる工程です。Studioを開いて、こう打ち込みます。
Instagram投稿、1080x1350、濃いチャコールの背景。温かみのあるテラコッタ色の巨大な数字「7」を上半分いっぱいに、中央より左寄りで配置。その下に1行:「全6回。週に1晩。ろくろと手びねり。」左下に小さくスタジオのロゴ、右下に日付「10月21日スタート」。太めのジオメトリックサンセリフ。
返ってくるのは平らな画像ではなく、編集できるデザインです。数字はそれ自体がテキストレイヤー、下の1行は別のレイヤー、ロゴと日付バーも個別に動かせる要素です。この進め方が成立する理由は、まさにそこにあります。ここからの4分間は、編集の時間です。
- **数字をクリックして、サイズを上げる。**AIが選んだサイズは、たいてい遠慮しすぎています。「大きすぎて落ち着かない」ところまで押し上げて、そこで止める。それがサイズの差です。
- **数字をど真ん中から外し、**下の1行を少し下げて呼吸できる余白を作ります。整列こそが、「生成された」ではなく「デザインされた」に見せる要素です。
- **Brand Kitを適用する。*テラコッタがあなたの*アクセントカラーになり、フォントも7本すべてであなたのフォントに揃います。準備の手順はBrand Kitのつくり方に書いています。
- **あとはページを6回複製して、**1枚につき2か所だけ変えます。数字と、その1行。ほかは一切触らない——シリーズに必要な規律は、まさにそれです。
これで、固定されたフレームと7日ぶんの中身が揃いました。7回デザインする代わりに、1回で済んだわけです。
知っておく価値のある2つの近道
**作り直さずにリサイズする。**フィード投稿は1080×1350、ストーリーズ版は1080×1920。ワンクリックで同じデザインがストーリーズのサイズに流し込まれるので、作り直す代わりに数字の位置を30秒ほど微調整するだけで済みます。ストーリーズならではの見せ方は、AIでInstagramストーリーをつくる方法で、指を止めさせる部分を扱っています。
**数字に自分で数えさせる。**画像がURL上に置かれる場所——サイトのバナー、メール、Discordの埋め込みなど——では、StudioのLive dataパネルでカウントダウンをローンチ日に紐づけられます。デザインを共有するとライブ画像リンク(ridvay.com/img/<id>.png)が手に入り、誰かが読み込むたびに、そのときの数字で描き直されます。SNSにはグラフィックを手動で投稿しますが、埋め込んだほうは古くなりません。注意点がひとつ。カウントダウンはUTCで計算されるので、目標日時は慎重に設定してください。
カウントダウンが死ぬ4つの型
- **何もない日に向かって数える。**本当の締切がない——定員の上限も、値上げも、受付終了もない——なら、2日目には見抜かれます。
- **30から始める。**1か月も注意を持続できる人はいません。5〜7日です。
- **数字が小さい。**サムネイルサイズで最初に目に入るのが数字でないなら、それはカウントダウン投稿ではありません。
- **毎日デザインし直す。*バラバラのグラフィック7枚は、別々の投稿7本でしかありません。繰り返しそのものが仕組み*なのです。
まず7行を書く。フレームを1つ作る。1日に2か所だけ変える。あとは時計が仕事をしてくれます。
Ridvay Studioで7日目のフレームを作る → ——無料で、レイヤーは編集可能なまま、ページを7回複製するのに1分もかかりません。