2026年のインフォグラフィック10選(すべて編集可能)
知り合いの創業者が、1枚のスライドに11個の統計を詰め込み、6色で塗り分けたうえで「どうして誰も覚えてくれないのか」と聞いてきました。数字自体に問題はありません。問題は、彼女が先に"見た目"を決めて、あとからデータを流し込んだことです。装飾的なグリッドに並んだ11個の事実はインフォグラフィックではなく、ただの壁です。
ネットで見かけるインフォグラフィックのデザイン例の多くは、スタイルの借用です。この配色、あのイラストセット。役に立ちますが、順番が逆です。最初の決定は色ではありません。伝えたい内容の「かたち」に、どのレイアウト原型が合うかです。年表と比較とランキングは三つの異なる主張であり、入れ替えても成立しません。
というわけで10種類。どれも実際に完成したデザインで、それぞれ異なるデータのかたちに対応し、生成に使ったプロンプトとエディタで開くリンクが付いています。手元のデータに合うものを持っていってください。
1. 縦型タイムライン
特徴: 左に1本の軸、日付のついたノードがそこにぶら下がり、視線を奪うものが他にない。この軸が、本来なら矢印5本分の仕事をしています。
向いている人: 順序と日付があるもの全般——会社の歩み、プロジェクトの振り返り、プロダクトロードマップ。

縦型タイムラインのインフォグラフィックを作って。1080x1512、濃紺の背景に琥珀色のアクセント1色。左に細い軸、その上に5つの点。各点に琥珀色の月表記と、白で短い出来事の見出し。上部に大きな見出しで「ローンチまでの道のり」。
ここでの罠は12個詰め込むことです。5つが、部屋の反対側からでも読める数。12個あるなら、それはタイムライン2本分です。
2. 数字ひとつ
特徴: ばかばかしいほど大きな数字がひとつ、ほかにはほぼ何もない。下に補助的な数字が3つ、サイズはほんの一部。階層を読み違えようがありません。
向いている人: インパクトレポート、投資家向けアップデート、引用してほしい、たった一つの結果。

数字ひとつのインフォグラフィックを作って。1080x1512、コーラル単色の背景にクリーム色の文字。中央に巨大な数字「1,240」、その下に「植えた木の本数」、さらに下に細い罫で区切った補助数字3つの行。最下部に濃色の帯を置いてサイトのURL。
これはいちばん怖いレイアウトです。エディタ上ではスカスカに見えるから。でもスカスカではなく、うるさいのです。埋めたくなる衝動をこらえてください。
3. 左右比較
特徴: キャンバスを半分に割り、両半分を対極のスタイルにする——クリーム色と、ほぼ黒。両方の列が同じ問いに同じ順番で答えること、それだけが比較を誠実にします。
向いている人: 借りるか買うか、案Aか案Bか、うちのやり方と従来のやり方。

2列の比較インフォグラフィックを作って。1080x1512。上部にテラコッタ色の帯、セリフ体で「借りる?買う?」。その下でページを左右に分割:左列はクリーム色で見出し「借りる」、右列はほぼ黒で見出し「買う」。各列に対応する4項目、各列の下に「こんな人向け」の注記、最下部にテラコッタ色の結論帯。
結論帯に注目してください。答えを出さない比較はただの表で、表を共有する人はいません。
4. 番号付きプロセスフロー
特徴: 番号付きのブロックを縦線でつなぎ、各ブロックに見出しと説明ちょうど1行。リストをプロセスに変えているのは、このつなぎ線です。
向いている人: オンボーディング、「仕組み」セクション、社内手順書、ステップ3がステップ2の後でなければならないもの全般。

5ステップのプロセス・インフォグラフィックを作って。1080x1512、オフホワイトの背景に濃いティールのアクセント。左側に番号付きの正方形、細いつなぎ線で連結。各ステップに太字の見出しと1行の説明。見出しは「注文が届くまで」。最後のステップの正方形だけ暖かいオレンジに。
最後のステップだけ色が違うのは意図的です。並びがどこで終わるかを示す、唯一の視覚的な手がかりだからです。
5. ピラミッド
特徴: 下にいくほど広がる段組みで、幅が文字どおり土台を意味します。量ではなく順序について主張する、唯一の原型です。
向いている人: 優先順位、成熟度モデル、依存関係の階層。

ピラミッド型のインフォグラフィックを作って。1080x1512、深いプラム色の背景。下にいくほど広がる金色の4段、各段にセリフ体のラベルと小さなキャプション。最上段「仕上げ」、最下段「メッセージ」。見出しは「デザインの時間をどこに使うか」。
6. 部位注釈図
特徴: 中央にひとつの対象、そこから細い引き出し線が左右のラベルへ伸びる。10種の中でいちばん「図解」らしく、何かを教えるときにいちばん効きます。
向いている人: プロダクト解説、「良いXを構成する要素」系の記事、分解コンテンツ。

設計図風の部位注釈インフォグラフィックを作って。1080x1512、深い濃紺の背景にシアンの引き出し線。中央にシンプルなスマホ画面のワイヤーフレーム(ヘッダーバー、画像ブロック、テキスト3行、金色のボタン、タブバー)。細い水平の引き出し線で6つのラベルへ、左右3つずつ。見出しは「良い画面の解剖図」。
引き出し線は水平に保ってください。斜めの線は洒落て見えますが、全画面以外のどのサイズでも読みにくくなります。
7. サイクル
特徴: 4つのノードがリングの上に乗っていて、最初も最後もない。もしあなたのプロセスに終わりがあるなら、これは間違ったレイアウトで、黙ってあなたの代わりに嘘をつきます。
向いている人: コンテンツの循環、フィードバックループ、季節、本当に途切れなく続くもの。

サイクル型のインフォグラフィックを作って。1080x1512、暖かい砂色の背景。中央に太いリング、その上の上下左右に色付きの円を4つ——テラコッタ、セージ、ブルー、マスタード。各円に小さな番号とセリフ体の語:計画、制作、公開、学習。リングの中央にセリフ体のテキスト2行。
8. ランキング棒グラフ
特徴: 暗い地に並べ替えた横棒、その後ろに灰色のトラックがあり、棒が埋めなかった部分が見える。高コントラスト、コンデンス体、装飾ゼロ。
向いている人: 予算、アンケート結果、流入元——互いに比べたときだけ意味が出る量の集合。

ランキング棒グラフのインフォグラフィックを作って。1080x1512、黒の背景に鮮やかな黄色のアクセント1色。長い順に並べた横棒6本、それぞれ濃い灰色のトラックの上に。ラベルは棒の左上、右側に大きな割合の数字。コンデンス体の見出しで「予算はどこへ消えたか」。
灰色のトラックがすべてのコツです。これがないと、34%の棒と22%の棒は、ただの2本の棒にしか見えません。
9. 地図
特徴: 地理的な輪郭にピン、そして決定的なのは、凡例ではなくラベル付きの引き出しを使うこと。凡例は視線を往復させますが、引き出しは事実を場所の隣に置きます。
向いている人: カバー範囲、店舗マップ、地域別の実績。

地図のインフォグラフィックを作って。1080x1512、淡いセージグリーンの背景。左側に英国の輪郭地図、オレンジ色のピンを3つ、それぞれ細い水平線で右側のラベル(地域名と数値)につなぐ。下部に大きな緑の数字を4つ並べた行。見出しは「私たちの工房がある場所」。
地理そのものが論点のときだけ地図を使ってください。東京の数字が面白いのが「大きいから」であって「東京だから」ではないなら、必要だったのは8番です。
10. データダッシュボード
特徴: 小さなパネルの2×2グリッド、それぞれ別種のグラフ、上に新聞風の題字。関連のない複数の事実を、崩れずに載せられる唯一の型です。
向いている人: 年次レポート、月次報告、「数字で見る一年」系の記事。

編集デザイン風のデータダッシュボード・インフォグラフィックを作って。1080x1512、暖かい紙色の背景にラスト(錆色)のアクセント、セリフ体の題字で「数字で見る一年」。太い罫の下に4つのパネルを2x2で:小さな縦棒グラフ、大きな割合の数字、並べ替えた横棒4本、凡例付きの積み上げ棒。
パネルは4つが上限です。6つになると、どれも読めなくなり、「データがたくさんある」というポスターを作ったことになります。
Ridvay Studio で1枚つくる
予算の数字が手元にあって、8番が欲しいとします。これを打ち込んでください:
ランキング棒グラフのインフォグラフィックを作って。1080x1512、黒の背景に鮮やかな黄色のアクセント1色。長い順に並べた横棒6本、それぞれ濃い灰色のトラックの上に。ラベルは棒の上、割合は右側。コンデンス体の見出しで「予算はどこへ消えたか」。
返ってくるのは、当たりが出るまで引き直す平らな画像ではありません。編集できるデザインです。見出しは独自の書体とサイズを持つテキストレイヤー、各棒はそれぞれ幅と塗りを持つ図形、灰色のトラックはその後ろの別の図形。作り直すのではなく、変えるのです。
テンプレートを自分のものにする3つの編集:
- ラベルを打ち替え、各棒の幅を実際の数字までドラッグする。 棒は長方形で、その幅がデータです。この工程は4分で、これが仕事のすべてです。
- 見出しをクリックして、列を埋めるまでサイズを上げる。 2番と同じで、覚えてほしいものは恥ずかしいほど大きくします。
- いちばん上の棒だけ色を変え、残りはそのまま。 1本を際立たせるだけで、グラフは主張に変わります。
ブランドキットを設定してあるなら適用してください。棒6本と書体2種がワンクリックで自分の配色に揃います。1年分の月次レポートが同じ会社から出ているように見えるのは、これのおかげです。
書き出す:投稿、印刷、あるいは両方
上の10枚はすべて1080×1512——Pinterest で扱いやすく、Instagram の縦型投稿にほぼ無裁ちで収まり、A4 に近い比率できれいに印刷できる 5:7 です。
- SNS用: PNG で書き出してそのまま投稿。同じインフォグラフィックをストーリーズとフィードの両方で使うなら、作り直さずリサイズを。
- 印刷・スライド用: 文字を鮮明に保つため2倍か3倍で書き出し。紙に出すなら、色が旅に耐えるか確認を——RGB と CMYK は鮮やかなアクセント色について意見が合いません。8番の黄色は、まさにズレやすいタイプです。
- 文書や記事用: 構成・階層・何を削るかといった長い版はAIでインフォグラフィックを作る方法にあります。
かたちを決めてから、配色を決める
これらのインフォグラフィックのデザイン例から1つだけ持ち帰るなら、決定の順番にしてください。手元に本当にあるものを見る——連続、ひとつの数字、二つの選択肢、ループ、量の集合、場所——そしてそれにレイアウトを選ばせる。色は最初ではなく最後の決定で、あとから変えるのがいちばん簡単な要素です。
そして作ってしまうこと。初稿は10分、良くなるのは編集のときです。