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リピートを生む同梱カードの作り方(実例つき)

Ridvay · 2026年8月17日 · 7 min read

リピートを生む同梱カードの作り方(実例つき)

先月、小さなお店でキャンドルを2つ買いました。梱包は素敵でした。クラフト紙、木毛のクッション材、蝋の封印。箱を開けると一番上に二つ折りのカードがあって、ご注文ありがとうございます、続いて創業者のストーリー、続いてInstagramのフォローのお願い、続いてレビューのお願い、続いて10%オフのコード、続いてお手入れ方法、最後にトップページに飛ぶQRコード。

7つ。ひとつも読みませんでした。カードは木毛と一緒に資源ゴミへ行きました。

同梱カードの問題は、この一段落に全部入っています。カードは、顧客がいちばん機嫌のいい瞬間——箱が開いていて、モノが手元にあって、すでにあなたを気に入っている瞬間——に直接手渡せる唯一の印刷物です。それなのに多くの店はその瞬間に全部を一度に言おうとする。それは何も言っていないのと同じです。

同梱カードの仕事はきっかり1つ

デザインを始める前に、どれかを決めてください。

箱の中のカードにできる仕事は、実質3つしかありません。しかもこの3つは互いに食い合います。

お願いできるのは1つだけです。デザインの法則があるからではなく、このカードが読まれる時間が、立ったまま、もう片方の手にキャンドルを持った状態で、およそ4秒だからです。お願いが2つあると読者はどちらも選ばず、「あとで」と言ってカードを置きます。そしてあとでとは資源ゴミのことです。

私のルール。中身がなくなるものならリピートを頼む。なくならないものならレビューを頼む。カード上の他のすべては、その1つのお願いを支えるか、消えるかのどちらかです。

箱がもう言っていること

カードを膨らませる2つ目の原因は、繰り返しです。1文字書く前に、顧客がカードを読む時点ですでに見ているものを挙げてください。

全部削ります。残るのは、まだ見ていないもの——戻ってくる理由と、その方法です。

実例:キャンドル店のカードを作り直す

私ならこの店に、89 × 127 mm、両面、350gsm でこのカードを送ります。

表面——お願いだけ。他は載せない。

次の1本は20%オフ。 コード:BURN20 ・60日で失効 ash-and-ember.com

これだけです。ほぼ空白のカードに短い要素が4つ。見出しは表面で圧倒的にいちばん大きく、34pt 前後、本文のおよそ3倍。次に大きいのがコードで、罫線の囲みかベタ塗りのブロックに入れます。照明の悪い開封写真でも視線がそこに着地するようにするためです。

なぜ「無期限」ではなく60日なのか。キャンドルは6週間ほどで燃え尽きるので、中身がなくなる週にちょうど締切が来ること、それ自体が仕組みのすべてだからです。期限のないコードは緊急性のないコードで、結局一度も使われません。

裏面——サポート情報。

40時間以上もたせるコツ 初回は蝋が縁まで溶けるまで2〜3時間灯してください。 毎回、火をつける前に芯を5mmに切ってください。

[QR] → 作っているところ(60秒の動画) @ashandember

お手入れのコツとSNSアカウントは裏面に住みます。役に立つけれど、お願いそのものではないからです。裏面の内容は、読まれれば得、読まれなくても損はしません。

消えたものに注目してください。創業ストーリー、「小さなお店を応援してくれてありがとう」の段落、レビューのお願い。レビューが消えたのは、この店にすでに400件あるからです。もし4件なら、カードを逆にします——表面はレビュー、割引は丸ごと削除。

効くかどうかを静かに決める2つの細部

そのカードにしか存在しないコードを使う。 メルマガのコードでも、サイト共通のコードでもなく。BURN20 は同梱カード専用にしてください。それが、このカードを刷る価値があるかを知る唯一の方法だからです。500枚刷って、90日間の利用を見る。それだけで感覚ではなく実数が手に入ります。ほとんどの店はこれをやらずに、紙の厚さの議論を始めます。

QRは腕の長さの距離に合わせる。ポスター基準にしない。 この手のカードは約40cmで読まれるので、2cmのQRで十分にスキャンできます——チラシが必要とするサイズよりずっと小さい。それより効くのは余白とコントラストです。周囲にきれいなマージンを取り、写真や濃い色の上には絶対に置かないこと。スキャン距離の計算はチラシのQRコードの記事で書きました。同じルールが、より近い距離で当てはまります。そしてリンク先は具体的なページに——動画、再購入ページ——トップページには絶対にしないこと。トップページに人を放り出すQRは死んだQRです。

Ridvay Studio で作る

Studio を開いて、表裏をひとつのプロンプトで書きます。

Ash & Ember という小さなキャンドルブランドの、89 × 127 mm の同梱サンクスカード。表面:大きな見出し「次の1本は20%オフ」、BURN20 と書かれたコードのブロック、その下に「60日で失効」、下部に小さく ash-and-ember.com。裏面:見出し「40時間以上もたせるコツ」、短いお手入れの行を2行、QRコード、アカウント @ashandember。暖かいクリーム色の背景、濃いチャコールの文字、アンバーのアクセントを1色だけ。余白をたっぷり。

返ってくるのは、うまくいくまで生成し直す平らな画像ではありません。編集できるデザインです——見出し、コード、QR、背景パネルがそれぞれ独立したレイヤーで、クリックして変えられます。ここではSNS投稿以上にそれが効きます。印刷カードの出来は、ミリ単位の判断ひと握りで決まるからです。

出てきた結果に対して私がすぐやる3つの編集:

  1. 見出しをクリックしてサイズを上げる。 本文の明らかに3倍になるまで。AIのレイアウトは控えめに着地しがちで、お願いが支配していないと「仕事は1つ」のルールは読み取れません。
  2. コードを選んで、後ろにベタ塗りのパネルを敷く。 アンバーのブロックにクリームの文字。照明の悪い開封写真でも生き残ります。カード全体でいちばん費用対効果の高い編集です。
  3. 1行削る。 表面の4つ目の要素が何であれ、消してください。空白が仕事をしています。

そのあとQR要素に再購入用のURLを入れます。QRの画像ではなく本物のスキャン可能なベクターとして生成されるので、印刷所で拡大縮小しても鮮明なままです。

表面が決まったら、2つ目のデザインを新規に作らず、そのページを複製して裏面にします。文字サイズと余白が両面で完全に揃います。ブランドキットを作ってあるなら適用してください。クリーム、チャコール、アンバーが目分量ではなくパレットから入ります。

プロンプトを入力済みの Studio を開く →——そのあとブランド名を自分のものに差し替えてください。

印刷仕様、手短に

89 × 127 mm がちょうどいいサイズです。見出しを載せられる大きさがあり、商品の上に折れずに置ける小ささもある。用紙は350gsm 以上。それより薄いとレシートに見え、レシートとして扱われます。重要なものはすべて仕上がり線から4mm内側に置き、300 DPI で書き出してください。印刷所が塗り足しを求めるなら、背景パネルを四辺とも3mm外にはみ出させます。

カードは1枚、お願いは1つ、そして実際に測れるコードが1つ。それだけです。

Ridvay Studio で同梱カードを作る →

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